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広島経済大・尾仲祐哉投手にみる選手の努力と可能性

公開日: : スカウト活動

広島経済大の尾仲祐哉投手は172cm70kgの右腕投手、現在は最速で150キロを投げるが、大学入学時は130キロ前半しか出せず、「大学では球拾いだな」と思っていたという。

150キロ投手が全国大会で好投

尾仲投手は大学野球選手権の初戦・九州国際大戦に先発すると、最速149キロの速球を武器に8回まで4安打に抑えて無失点、14個の三振を奪う素晴らしいピッチングを見せた。試合は後続の投手が延長10回のタイブレークで2点を奪われ初戦敗退となったが、尾仲投手は見事な全国大会での投球だった。

この尾仲投手、高校は福岡県の高稜高校出身で、2年生までは野手、3年生に投手に転向したものの、3年間とも夏の大会は初戦敗退だったという。しかしながら野球のレベルの高いところでプレーしたいと広島経済大のセレクションを受けたが、参加者の身体の大きさや力強さに「大学では球拾いだな」と感じたという。

しかし、動画で他の投手のフォームを研究し、バランス良く体を鍛え上げると、3年生の秋には150キロを継続した。そしてこの春はエースとしてリーグ戦で優勝を果たすと、夢の全国大会に出場し好投を見せた。この試合でプロのスカウトも注目をしている。

選手の可能性

野球の強い高校ではなかった。体も決して大きくはなかった。大学1年生でも球速は130キロ前半しか出なかった。それでもあきらめなかった。自分の可能性を信じた。そしてそれが、プロからも注目される尾仲投手につながっている。

 

Youtube 尾仲祐哉投手(広島経済大) 20160409@修道大 より

 

大会前に元西武スカウトの日野茂氏と、元西武の上田浩明氏に尾仲投手の映像を見てもらっていた。このほかにもドラフト注目投手を見ていたのだが、尾仲投手を「小気味良い投球をする。バランスの良いフォームで崩れない。体が小さくても終盤まで投げられる力がある」と評価し、「良い投手を見させてもらった」と話していた。

 

選手の可能性は、計り知れない。体格が違っていても途中であきらめるための理由にはならない。そして何より自分を信じ、自分で考え成長する事が何より大切であると、尾仲投手の好投が語っている。勇気を与えてくれる、尾仲投手の好投だった。

(記事:Professional-view Baseball 編集部)

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