*

プロは基本を必ずやる

公開日: : 少年野球指導

野球塾で元プロ野球選手が指導しているのを見ると、生徒とは明らかに違う部分がある。それはプレーのうまさやなどではなく、基本として自らが教えているプレーや動作を、必ずやっているという事。

体に染みついている

簡単なところで行くと、キャッチボールをするとき、受ける側の選手は、両手を前に出して捕球姿勢を取る。また膝を柔らかくして動きやすくしておく。こうする事で、相手が投球のミスをした時も体が動いてキャッチできる。

このことを生徒に伝え、実際にキャッチボールを行う。そうすると最初は両手を前に出して、足も動きやすいようにしているのだが、5球ほど繰り返した当たりから、腕を前に出さなくなり、足も忘れてしまっている生徒が多くなる。

キャッチボールに一緒に参加をしている元プロ野球選手の先生をみると、キッチリと両手を出して膝を柔らかくして続けている。

元プロ野球選手は、体に染みついているのだろう。言われなくても自然にその体勢になる。反面、生徒の少年野球選手は、まだ言われてやっている状態で、ボールをキャッチする事に集中すると、言われたことを忘れてしまう。

繰り返し

体にしみ込ませるようにするには、やはり繰り返しやるしかない。ただし繰り返しやるのは、簡単な事ではない。

毎日つきっきりで指導者が見ていることはありえないので、自分で何とかするしかない。考えられる事としては、

◎まずは指導者から受けたアドバイスを記憶しておくこと。そのためにはメモを取ってもいいし、映像で残しておいても良いだろう。

◎そして次に、自分のプレーを見返す事。周りで見ている人が指摘をしてくれるか、または映像にとって自分で気が付くようにする。

今は映像もスマホでも撮れるし見れる。いろいろなツールを使って体にしみ込ませるようにしてゆきたい。

(Professional baseball view 編集部)

関連記事

監督はどっしりと構えて

 投手vs野手といったような個人的な対戦がクローズアップされる野球においても、監督の役割の大きさは非

記事を読む

野球は技術!

以前、広岡監督、森監督、野村監督などの選手の育て方について、石毛宏典氏に語ってもらった。広岡監督は野

記事を読む

バッティングの課題を気付かせる方法

今年のオープン戦は、東北楽天のドラフト1位ルーキー・オコエ瑠偉選手が、スポーツ紙やテレビ番組でかなり

記事を読む

野球練習の工夫

練習はきつい!そういうイメージがある。体を作るには淡々と走ることを繰り返す。そして野球は瞬時に打球を

記事を読む

石毛宏典氏が考える少年野球選手の育て方

石毛宏典氏は野球教室で少年野球選手に指導を行っている。石毛氏が考える少年野球の育て方について聞いた。

記事を読む

12球団ジュニアトーナメントと侍ジャパン12U代表選手

 12月28日から30日まで、福岡ヤフオクドームにて12球団ジュニアトーナメントが開催される。今年フ

記事を読む

目標を立てる

2017年がスタートしました。野球選手の皆さんも、「大会で優勝すると」、「来年の進路を決める事」、チ

記事を読む

日本人と野球と感謝

小さなころから野球をやっている選手は、練習や試合の前と後に自然にグランドに礼をしているのではないかと

記事を読む

人工芝も本物、野球塾の施設

 埼玉県川口市にある小学生、中学生に野球を教える野球塾・ZEROベースボールアカデミーは、室内練習場

記事を読む

プロ野球が少年野球チームを運営へ

 東北楽天がリトルシニアのチームを運営していくことが分かった。リトルシニア連盟に所属し、最初は20人

記事を読む



  • 解説者:日野茂氏(元横浜ベイスターズヘッドコーチ)


    解説者:石毛宏典氏(元西武ライオンズチームリーダー、オリックスブルーウェーブ監督、四国アイランドリーグ創立者)

    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」
    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」


    取材協力:元プロ野球選手が教える野球塾
    「ZEROベースボールアカデミー」
no image
桐生第一・蓼原慎仁投手が甲子園のマウンドに

ゼロベースボールアカデミーで、小学校3年から6年間、野球の練

浅村選手、炭谷捕手などFA移籍でどうなるライオンズ、石毛宏典氏が語る

今年、パリーグを10年ぶりに制覇した埼玉西武、浅村選手、山川選手、秋山

日野氏は金足農・吉田投手、石毛氏は浦和学院・渡邉投手を評価

プロ野球ドラフト会議が近づいてきた。今年も多くの選手が注目される中で、

石毛宏典が西武の戦いに「普段通りやるしかない」

10年ぶりにパリーグ優勝を飾った西武ライオンズ、かつての黄金時代のキャ

石毛宏典氏と日野茂氏が根尾選手と小園選手を評価

夏の甲子園が終わり、U18アジア大会を戦う選手たち。その中で、西武ライ

→もっと見る

PAGE TOP ↑