*

プロ野球開幕の緊張を味わいたい

公開日: : プロ野球

プロ野球選手にとって、野球は楽しいのだろうか?率直に石毛宏典氏、日野茂氏に聞いてみた。すると・・・。

野球は楽しかったですか?

石毛宏典氏、日野茂氏と、とある事からゴルフの話をしていた時、率直に「ゴルフと野球はどっちが楽しいですか?」と聞いてみた。すると、二人は「ゴルフの方が楽しい」と即座に答えた。

石毛氏は「そりゃゴルフの方が楽しいよ」と話し、日野氏も「ゴルフは解放感が気持ちいい」と話した。我々素人は、草野球をたまにやると、最初のキャッチボールだけでも十分楽しいのだが・・・。

そしてまた率直に「野球はいつまでが楽しかったですか」と聞くと、石毛氏は「最初から楽しくないよ~」と笑いながら話した。走ったり叱られたりしながら、中学、高校、大学と野球を続け、そしてプロ入りしてからは「仕事」としてプレッシャーと戦いながらプレーしていた。

楽しかった時があるかを聞いたところ、

石毛:「日本シリーズで優勝して・・・」

編集:「優勝して?」

石毛:「明日から休めると思った時!」

と話した。やはりプロ野球選手にとってプロ野球は仕事だ。一球一球が給料になってくる。

 

プロ野球の開幕はガチガチ

日野氏はプロ野球の開幕試合についての経験を話す。「最初に守備に着くときなんかは、体がフワフワして、来るな、来るなって思うよ」と話した。そして最初のフライの捕球も「追いかけて構えて、球がドスーンって入ってくる。距離感がまだつかめていないんだ」と話す。

石毛氏も開幕の緊張は「怖くて仕方ない」と話す。それについて日野氏は「開幕が怖いと思わない選手は、大した選手にならない」と話した。

それでも、最後に二人は「でも、開幕はもう一度やってみたい」と話した。「あの緊張感は味わえない」と話す。

野球は楽しくない、怖いと話しながらも少年時代から野球を続け、二人は今でも野球を教えている。

やっぱり野球が好きなんだ、と感じた。

(記事:Professional-view Baseball 柄井)

関連記事

器用だけど不器用だった「秋山幸二選手」はメジャーを狙えたか?

 福岡ソフトバンクの秋山幸二監督、2011年には日本一の監督になったが、選手時代も西武ライオンズで主

記事を読む

「山田哲人はセンスの塊」、石毛宏典、日野茂が話す

東京ヤクルトの山田哲人選手は180cm76kgの内野手だ。見た目にはスラッガータイプに見えないし、び

記事を読む

石毛宏典氏が2016年シーズンを振り返る:パリーグ編

2016年のシーズンについて、元西武ライオンズの石毛宏典氏に振り返ってもらった。今日はパリーグ編。

記事を読む

プロ野球のチーム構成を考える

 1月末、いよいよキャンプインをする。プロ野球球団は大体この時点でチーム編成を終え、監督や首脳陣は今

記事を読む

育成ドラフト指名選手の1年目での支配下登録

巨人は2015年ドラフト会議において育成ドラフト8位で指名し、育成枠で契約をしていた長谷川潤選手と支

記事を読む

12球団の開幕前の想定と開幕してから ~パリーグ編~

 プロ野球が開幕して対戦相手が一巡し、自軍のチーム戦力やチーム状態、そして相手の戦力の手応えを感じて

記事を読む

プロ野球選手とセカンドキャリア

日本プロ野球機構(NPB)は、現役プロ野球選手による「セカンドキャリアに関するアンケート」の結果を公

記事を読む

【ドラフト会議特集10】ドラフト会議、各球団の抽選の勝率は?

 今年のドラフト会議でも1位指名で1人の選手に複数の球団が指名する可能性が高いとみられています。そこ

記事を読む

野球のテレビ離れ

かつては巨人戦はすべての試合が地上波で全国中継されるなど、テレビとプロ野球中継は密接なものだった。し

記事を読む

気が早いけど、来年の新人王を予想してみる

プロ野球の今年度の新人王争いは、セリーグは新人最多セーブ記録を更新したDeNAの山崎康晃投手が最有力

記事を読む



  • 解説者:日野茂氏(元横浜ベイスターズヘッドコーチ)


    解説者:石毛宏典氏(元西武ライオンズチームリーダー、オリックスブルーウェーブ監督、四国アイランドリーグ創立者)

    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」
    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」


    取材協力:元プロ野球選手が教える野球塾
    「ZEROベースボールアカデミー」
浅村選手、炭谷捕手などFA移籍でどうなるライオンズ、石毛宏典氏が語る

今年、パリーグを10年ぶりに制覇した埼玉西武、浅村選手、山川選手、秋山

日野氏は金足農・吉田投手、石毛氏は浦和学院・渡邉投手を評価

プロ野球ドラフト会議が近づいてきた。今年も多くの選手が注目される中で、

石毛宏典が西武の戦いに「普段通りやるしかない」

10年ぶりにパリーグ優勝を飾った西武ライオンズ、かつての黄金時代のキャ

石毛宏典氏と日野茂氏が根尾選手と小園選手を評価

夏の甲子園が終わり、U18アジア大会を戦う選手たち。その中で、西武ライ

盗塁:バッテリーとランナーの3.3秒の攻防

盗塁は、日本の野球に置いて、チャンスを広げ、得点を挙げるために重視され

→もっと見る

PAGE TOP ↑