*

監督はどっしりと構えて

公開日: : 少年野球指導

 投手vs野手といったような個人的な対戦がクローズアップされる野球においても、監督の役割の大きさは非常に大きい。これは監督のサインを元に選手が動くという事もあるが、監督の自信のある姿を見て選手も落ち着くのだろう。

選手の掌握

 野球だけでなくあらゆる団体競技、またはスポーツだけでなく職場などでも、管理をする人の力量により、チームが力を発揮できるかどうかが変わってくる。

 もちろん監督の頭の良さや作戦のすばらしさという事もあるが、それだけでは選手は思い通り働くことはできない。監督の熱量だったり、この監督を何とか胴上げしたいという人柄だったりして、選手に信頼されるようになってから選手に監督のビジョンを浸透させていく。そして監督は選手のことを良く見て、どんな選手かどんな力を持っているか、どんな時に力を発揮してくれるかなどを把握して、選手とコミュニケーションを取り、また信頼を築いてゆき、選手は監督の指示を信頼して監督の指示の通りに働く事になる。

 嘗ては監督の怖さ、暴力、上級生の指導という事もあったが、今はそんな時代ではない。

 

監督に信頼感

 勝負事では成功もあれば失敗もある。成功した時、監督は喜んでいるか、失敗した時、監督が見てくれているかを選手は見ている。また、調子が良くない時や負けているとき、選手は監督の姿や顔をちらちらとみる。その時、監督が不安そうな顔をしていたり、ソワソワと不安そうな態度をみせていたら、選手も不安を感じてしまう。

 作戦に失敗しても、相手の作戦にしてやられても、監督は堂々としていてほしい。それが選手に信頼感を与える。

 名将と言われた監督には信念と共に自信があった。人を信じ、自分を信じる。共に信じる力。その力の強さが名将と言われる人の強さなのだろう。

(Professional baseball view 編集部)

関連記事

12球団ジュニアトーナメントと侍ジャパン12U代表選手

 12月28日から30日まで、福岡ヤフオクドームにて12球団ジュニアトーナメントが開催される。今年フ

記事を読む

目標を立てる

2017年がスタートしました。野球選手の皆さんも、「大会で優勝すると」、「来年の進路を決める事」、チ

記事を読む

作り上げるのは一生、失うのは一瞬

これまで多くのアマチュア選手を見てきたが、プロ入り後、すぐに大化けした選手というのはいない。逆にプロ

記事を読む

野球の練習で頭を使う事の大切さ

野球塾のZEROベースボールアカデミーでは1日にキャッチボール、守備練習、そして打撃練習を効率よく進

記事を読む

自主性と個性的なフォーム

 メジャーリーガーには、独特な投球フォームやバッティングのフォームで打つ強打者がいると言われる。一方

記事を読む

野球は技術!

以前、広岡監督、森監督、野村監督などの選手の育て方について、石毛宏典氏に語ってもらった。広岡監督は野

記事を読む

配球を読む事は技術不足を補う事にはならない

日本のプロ野球では、投手や捕手の配球や、配球を読む事がクローズアップされる事が多い。野球解説でも詳細

記事を読む

野球のムーブメントと特徴、右投げ左打ち

 野球界にもムーブメントがある。ネックウォーマーのような防寒具だったり、防具なども技術の進化やファッ

記事を読む

野球を考える時間を毎日つくる

阪神で大活躍中の高山俊選手は、大学時に監督より、毎日10分間スパイクを磨くように指示をされたという。

記事を読む

「ミットよりも優れた道具」、少年野球の練習風景から

 少年野球の練習の話です。先日、野球塾のゼロベースボールアカデミーの練習を見ました。ショートとセカン

記事を読む



  • 解説者:日野茂氏(元横浜ベイスターズヘッドコーチ)


    解説者:石毛宏典氏(元西武ライオンズチームリーダー、オリックスブルーウェーブ監督、四国アイランドリーグ創立者)

    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」
    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」


    取材協力:元プロ野球選手が教える野球塾
    「ZEROベースボールアカデミー」
浅村選手、炭谷捕手などFA移籍でどうなるライオンズ、石毛宏典氏が語る

今年、パリーグを10年ぶりに制覇した埼玉西武、浅村選手、山川選手、秋山

日野氏は金足農・吉田投手、石毛氏は浦和学院・渡邉投手を評価

プロ野球ドラフト会議が近づいてきた。今年も多くの選手が注目される中で、

石毛宏典が西武の戦いに「普段通りやるしかない」

10年ぶりにパリーグ優勝を飾った西武ライオンズ、かつての黄金時代のキャ

石毛宏典氏と日野茂氏が根尾選手と小園選手を評価

夏の甲子園が終わり、U18アジア大会を戦う選手たち。その中で、西武ライ

盗塁:バッテリーとランナーの3.3秒の攻防

盗塁は、日本の野球に置いて、チャンスを広げ、得点を挙げるために重視され

→もっと見る

PAGE TOP ↑