最終戦
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少年野球指導
小学生、中学生のチームは選手の卒業を迎え、各チームで卒業試合といった、チーム最後の試合をする。その試合は白熱した熱戦になることが多い。
最後
学校を卒業すると同時に、小学生は中学生のチームへ、中学生は高校野球に移っていく。そしてその時に、チームの多くの選手は離れ離れになっていく。特に中学生は、名門高校に進む選手などは遠くに行く選手も多いだろう。もちろんシーズンオフになれば帰省もできるが、それぞれが新しいチームで新しいチームメイトや新しい友達と過ごすことが多くなっていく。
その中には野球を辞める選手もいる。中学生は3年生になる時に受験のためにチームを離れる事も多いのだが、高校からは新たなチャレンジをする選手も少なくない。
そんな選手たちに、少年野球チームは卒業試合というか、このチーム・メンバーで戦う最後の試合を行う。この試合は普段よりも選手の気持ちが込められ、1点がなかなか奪えない気迫あふれる試合となることが多いという。
それもみな、このチームメイトへの離れたくないという気持ちだったり、感謝だったり、数年間の思い出だったり、そういうものがすべて込められているからなのだろう。最後までチームで野球を続けた選手が味わえる、一生懸命の試合だ。
また、新しい場所で活躍をして、その中からプロ野球選手になる仲間も出てくるかもしれない。離れても面倒くさがったりせず、いつまでも大切に。いつかきっと、この仲間と野球をやっていて良かったと思う日が来ると思います。
(記事:Professional-view Baseball 編集部)
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