最終戦
公開日:
:
少年野球指導
小学生、中学生のチームは選手の卒業を迎え、各チームで卒業試合といった、チーム最後の試合をする。その試合は白熱した熱戦になることが多い。
最後
学校を卒業すると同時に、小学生は中学生のチームへ、中学生は高校野球に移っていく。そしてその時に、チームの多くの選手は離れ離れになっていく。特に中学生は、名門高校に進む選手などは遠くに行く選手も多いだろう。もちろんシーズンオフになれば帰省もできるが、それぞれが新しいチームで新しいチームメイトや新しい友達と過ごすことが多くなっていく。
その中には野球を辞める選手もいる。中学生は3年生になる時に受験のためにチームを離れる事も多いのだが、高校からは新たなチャレンジをする選手も少なくない。
そんな選手たちに、少年野球チームは卒業試合というか、このチーム・メンバーで戦う最後の試合を行う。この試合は普段よりも選手の気持ちが込められ、1点がなかなか奪えない気迫あふれる試合となることが多いという。
それもみな、このチームメイトへの離れたくないという気持ちだったり、感謝だったり、数年間の思い出だったり、そういうものがすべて込められているからなのだろう。最後までチームで野球を続けた選手が味わえる、一生懸命の試合だ。
また、新しい場所で活躍をして、その中からプロ野球選手になる仲間も出てくるかもしれない。離れても面倒くさがったりせず、いつまでも大切に。いつかきっと、この仲間と野球をやっていて良かったと思う日が来ると思います。
(記事:Professional-view Baseball 編集部)
関連記事
-
-
元プロ野球選手が教えるという事
元プロ野球選手が、大学野球や高校野球、そして少年野球チームの監督やコーチとして選手を指導しているケー
-
-
野球のムーブメントと特徴、ライト前を守るセカンド
野球のムーブメントは現在も起こっている。広島カープで今年入団4年目となる菊地涼介選手、セカンドの守
-
-
プロ野球が少年野球チームを運営へ
東北楽天がリトルシニアのチームを運営していくことが分かった。リトルシニア連盟に所属し、最初は20人
-
-
少年野球選手の肩と肘を守る
全日本野球協会(http://www.baseballjapan.org/jpn/index.ht
-
-
変わる野球の育成システム
野球界は現在大きく変わっている状態と考える。多くの選手の中から有望な選手を探していく形から、選手を育
-
-
プロは基本を必ずやる
野球塾で元プロ野球選手が指導しているのを見ると、生徒とは明らかに違う部分がある。それはプレーのうまさ
-
-
少年野球の練習と工夫した練習
ZEROベースボールアカデミーでは、小学生、中学生の選手を中心に、元プロ野球選手が指導をしています
- PREV
- 高校野球選手の進路とトレンド
- NEXT
- あさって開幕、選抜高校野球大会の注目ポイント