福岡ソフトバンクの2015年のチーム構成
公開日:
:
プロ野球
昨年日本一となった福岡ソフトバンクは2015年をどのように戦おうとしているのか、チーム構成を見てみる。
選手の構成
支配下登録70人 | |||||||
投手 35人 | 野手 30人 | ||||||
戦力 | 控え | 将来・その他 | 戦力 | 控え | 将来・その他 | ||
先発 20 |
摂津 中田 武田 スタンリッジ 大隣 松坂 |
東浜 ウルフ 岩嵜 飯田 帆足 バンデンハーグ 寺原 山田 |
松本 加治屋 笠原 笠谷 巽 伊藤祐 |
ポジション (ポジション 番号順) |
細川・鶴岡 李・松中 本多・明石 松田・金子 今宮・高田 内川・中村 柳田・城所 長谷川・吉村 |
高谷 猪本 牧原 川島 — 江川 塚田 福田 |
斐紹・栗原・拓也 李杜 — — 古澤 真砂 上林 — |
リリーフ 15 |
森 森福 五十嵐 サファテ 柳瀬 嘉弥真 |
金 千賀 岡本 大場 |
二保 川原 日高 星野 島袋 |
||||
合計 | 12 | 12 | 10 | 16 | 7 | 7 |
投手
投手は昨年のローテーションに加え、松坂投手が加入した。控えでも東浜投手や飯田投手、帆足投手などの質の高い選手がそろっており、バンデンハーグ選手の力も期待できそうで、ローテーション投手が不調や故障をしたとしても、ある程度補える。
リリーフは戦力と控えで10人。森、五十嵐、サファテが万全で昨年は優勝したが、岡島選手や控えだった江尻投手が抜け、層が薄くなった。
投手はずばり先発重厚型で7回程度を任せ、リリーフは8回、9回を信頼性の高い少ない人数で抑えるという形となる。
野手
昨年はケガでレギュラーメンバーがちょくちょく抜けたものの、8ポジションをすべて挙げられる固定のレギュラーが強みか。また、控えでも実績も実力もある選手がそろう。
ただし遊撃手に関しては今宮選手がぬけると、守備のいい高田選手を使うか、打撃を期待して牧原選手などを使うかという事になる。唯一課題という事になりそうだ。
固定レギュラーによる強力布陣で、昨年と大きな変化がなく今年に挑む。
将来
投手については高校生投手を多く獲得し、じっくり育てる構えを見せている。またこの表には入れていないが、チームに3軍を持っており育成枠との入れ替えが激しい。育成枠で育成している選手も多い。
課題の遊撃手に関しては将来を期待して古澤選手を獲得したが、打撃を行かしてサードなども考えられる。内野手全般に育成の層が少なく、今後の補強ポイントとして挙げられる。
(記事:Professional-view Baseball 編集部)
関連記事
-
-
福岡ソフトバンクの優勝と大型補強
2014年のプロ野球は福岡ソフトバンクが日本一となり終了した。シーズン前に大型補強を行っていた福岡
-
-
プロ野球選手のエラーと教育、横浜DeNA・白崎浩之選手
セリーグの最下位に低迷する横浜DeNA、4月23日の巨人戦では2年目のショート・白崎浩之選手が3失策
-
-
期待が不安を上回る、3月を楽しもう!
いよいよ3月に入る。日本の場合、多くの物事の1年間の活動が3月で終わり、4月から新しい1年が始まる
-
-
横浜DeNA・白崎浩之選手の4月23日のプレーを検証する
もう2週間前になるが、4月23日の巨人戦で2年目のショート・白崎浩之選手が3失策、初回にはファースト
-
-
今年のドラフトは豊作か?
プロ野球キャンプでは昨年のドラフト会議で指名されたルーキー選手、特にドラフト1位で指名された選手が、
-
-
石毛宏典が西武の戦いに「普段通りやるしかない」
10年ぶりにパリーグ優勝を飾った西武ライオンズ、かつての黄金時代のキャプテンだった石毛宏典氏も待ち望
-
-
かつてのプロ野球選手のトレーニングとは?
今年のオフはダルビッシュ有投手のTwitterにて、トレーニング方法の話が良く聞かれ、大谷翔平投手、
-
-
【ドラフト会議特集10】ドラフト会議、各球団の抽選の勝率は?
今年のドラフト会議でも1位指名で1人の選手に複数の球団が指名する可能性が高いとみられています。そこ
-
-
石毛宏典氏、日本シリーズで一番強かったのは1985年の阪神
石毛宏典氏は、西武ライオンズの黄金期を戦い、11度の日本シリーズを経験し、8度の日本一に輝いている
-
-
小さな選手も大きな活躍ができる
高校野球では早稲田実の清宮幸太郎選手と、履正社の安田尚憲選手が活躍を見せ、早くも来年のドラフトの目玉