*

東京オリンピックまであと5年、野球の国際化も加速

公開日: : 侍ジャパン

 2015年を迎え、東京オリンピックまであと5年という事になった。東京オリンピックでの野球・ソフトボールの復活に向けて、着実に進んでいる動きがある。これは、野球の将来にもつながる。

国際活動の動き2つ

 この正月に2つの動きがあった。一つは読売ジャイアンツがJICAと提携し、野球指導者を海外に派遣するというもの。JICAはこれまでものべ276人の野球指導者をアジア、アフリカ、中南米に派遣をしていたが、読売ジャイアンツと提携することで、プロ野球の持つ指導のノウハウやチーム運営なども伝えられていくようになる可能性もあります。

 そしてもう一つが、侍ジャパンが欧州選抜と強化試合を行うというもの。ヨーロッパの野球人口は多くなくマイナースポーツの一つだが、それでもオランダ代表が2013年のWBCで日本と同じくベスト4に入るなど、決してレベルは低くない。また、欧州選抜というチームが結成されることで、欧州各国の野球プレーヤーの結束が高まったり、情報を交換して技術が高まったりと別の可能性が生まれてくるかもしれない。

 アメリカ、中米、アジアの3か国が中心のBaseballが、アジアのその他の国やアフリカ、ヨーロッパにも広がっていけば、夢は広がる。アメリカ・MLBの野球市場は大きくなっており、スター選手が破格の契約金を手にするなど、サッカーに劣らない額を手にすることができる。ヨーロッパやアフリカの選手がもっと野球に進んでもいいと思っている。

 ただし、仲間がいなかったり、道具が無かったりで、野球に挑戦してみようと思ったときには、遠征をしたり道具を買ったりして、サッカーのように簡単に始められない欠点がある。その部分でいろいろな支援ができ、環境が整えば、ビックマネーを掴む選手も出てくるだろう。

 

オリンピックとその先

 これらの動きは、2020年の東京オリンピックで、野球・ソフトボールを復活させるための活動だろう。そして、東京オリンピック以降の大会で、野球・ソフトボールが行われるかは、正直言って微妙だろう。

 しかし、この活動によってまかれた種は、いつか花咲く事にもなりそうだ。

(記事:Professional-view Baseball 編集部)

 

関連記事

侍ジャパン代表26人の年代とドラフト順位を分析する

   3月10日、11日に欧州選抜と対戦する侍ジャパンの代表メンバーが発表された。プロ2

記事を読む

侍ジャパンの意地

 先ほど、11月に行われる日米野球2014に出場する侍ジャパントップチームのメンバー・6人が発表され

記事を読む

日本の野球は、東京五輪で繋がっていく

 先日、侍ジャパンの大学代表チームと、U18(高校生)代表チームの壮行試合が発表された。今年は大学生

記事を読む

侍、いよいよ出陣!石毛宏典が考えるスタメン

  いよいよWBCの初戦が明日行われる。日本の野球のトップにいる侍たちが世界を相手に戦う

記事を読む

保護された中での走塁

 侍ジャパンU18代表は、今年も優勝をすることができなかった。キューバ、韓国、オーストラリアなどには

記事を読む

2016年の日本の野球は?

2016年の日本の野球について、国際大会の動きなどを中心に紹介する。 高校野球 高校野球は国内の

記事を読む

侍ジャパンになるには

いよいよ今日から、2017年WBCに出場する侍ジャパンのキャンプが始まる。28選手がどのような球歴を

記事を読む

野球教室トレーニング

女子野球選手はワールドカップ4連覇を狙う!

 IBAF女子野球ワールドカップ大会が9月1日から宮崎県で行われる。この大会には、日本、アメリカ、カ

記事を読む

U18に見た野球の応援

 日本においてスポーツの応援をリードしてきたのは、やはり野球だろう。早慶戦では多くの名曲が生まれ、現

記事を読む

次は東京オリンピックで!侍ジャパン

 侍ジャパンの4年間の戦いが終わった。結果を振り返ると重い4年間だったように思えるが、様々な変化が侍

記事を読む



  • 解説者:日野茂氏(元横浜ベイスターズヘッドコーチ)


    解説者:石毛宏典氏(元西武ライオンズチームリーダー、オリックスブルーウェーブ監督、四国アイランドリーグ創立者)

    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」
    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」


    取材協力:元プロ野球選手が教える野球塾
    「ZEROベースボールアカデミー」
浅村選手、炭谷捕手などFA移籍でどうなるライオンズ、石毛宏典氏が語る

今年、パリーグを10年ぶりに制覇した埼玉西武、浅村選手、山川選手、秋山

日野氏は金足農・吉田投手、石毛氏は浦和学院・渡邉投手を評価

プロ野球ドラフト会議が近づいてきた。今年も多くの選手が注目される中で、

石毛宏典が西武の戦いに「普段通りやるしかない」

10年ぶりにパリーグ優勝を飾った西武ライオンズ、かつての黄金時代のキャ

石毛宏典氏と日野茂氏が根尾選手と小園選手を評価

夏の甲子園が終わり、U18アジア大会を戦う選手たち。その中で、西武ライ

盗塁:バッテリーとランナーの3.3秒の攻防

盗塁は、日本の野球に置いて、チャンスを広げ、得点を挙げるために重視され

→もっと見る

PAGE TOP ↑