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高校野球の2014年の日程終了!今年の高校野球シーンを振り返る

公開日: : 高校野球

 高校野球は明治神宮大会が終わり、2014年のすべての日程が終了した。あとは年末を越し、1月末に選抜出場校が発表され、3月末のセンバツ大会までオフシーズンとなる。

今年の高校野球を振り返る

センバツ大会

 2014年春のセンバツ大会、大会前の優勝予想では、2013年秋の明治神宮大会で優勝した沖縄尚学や日本文理、また、注目の左腕・田島大樹選手を擁した佐野日大、2年生で注目スラッガーとなった岡本和真選手擁する智弁学園も候補に挙がった。その中で、総合力で強いと目されていたのは、浅間大基、高濱祐仁の攻撃陣に伊藤将司投手のいる横浜高校、2年生・高橋投手を擁する龍谷大平安で、スポーツ紙の予想でもAランクとなっていた。

 また池田高校や駒大苫小牧が出場し、古豪の復活も期待されていた。

 大会が開幕すると、横浜高校が八戸学院光星に初戦で敗れた。岡本和真選手の智弁学園は佐野投手の佐野日大とぶつかり敗れると、佐野日大はベスト4に勝ち進んだものの優勝候補の龍谷大平安に準決勝で敗れる。

 決勝は履正社と龍谷大平安、両チームとも複数の2年生投手が先発して勝ち上がったが、6-2で龍谷大平安が優勝した。

 

復活への道と、指導者の別れ

 夏までに注目されたのは、前年のセンバツ優勝投手、浦和学院の小島和哉投手、準優勝投手の済美・安楽智大投手、夏の甲子園優勝投手の前橋育英・高橋光成投手で、3人とも昨年の活躍後、故障だったり不調で活躍ができていなかった。結局3人とも夏の甲子園に姿を見せる事はなかった。

 また名物監督、コーチの別れもあった。九州国際大付の若生監督が今季限りで勇退する事を表明、また横浜高校の小倉コーチも勇退を発表した。二人ともその後、再び野球熱にともったのか、若生監督は別の高校の監督に就任するようで、小倉コーチも地方の高校に指導にいくと話している。

 済美高校は安楽智大投手が愛媛大会3回戦で敗退、その安楽投手と150キロ、甲子園優勝、ドラフト1位でプロ入りの3つの約束をしてチームを率いていた名監督・上甲監督は9月2日に亡くなった。名監督がまた高校野球から去って行った。

 

夏の甲子園

 大会前は、プロ注目の清水優心捕手、古澤勝吾選手など強打で勝ち上がり、若生監督の最後の指揮となる九州国際大付、140キロの速球を投げる投手を4人もそろえた東海大相模、センバツの王者・龍谷大平安などが注目されたが、3チームとも初戦で姿を消す波乱の幕開けとなった。

 超スローカーブの東海大四・西嶋亮太投手や、富山商・森田駿哉投手、明徳義塾・岸潤一郎選手の好投、健大高崎の脇本直人選手を中心とした機動破壊などが話題となったが、ベスト4に残ったのは飯塚悟志投手の日本文理、猛打の敦賀気比、チームワークの三重、そして投打にバランスの取れた大阪桐蔭だった。

 優勝は大阪桐蔭、ここ7年間で3度の夏制覇と大阪桐蔭時代と言っても良いだろう。

 

来年に向けて秋

 夏が終わり3年生が引退する。1,2年生での新チームとなり各地で戦いが始まった。明治神宮大会には、東海大四、仙台育英、浦和学院、東海大菅生、静岡、敦賀気比、天理、宇部鴻城、英明、九州学院が出場し、決勝は仙台育英が浦和学院を下して、来年の高校野球に大きな名乗りを上げた。

 

 夏の大阪桐蔭の強さはあるものの、1年間を通じて中心となったチームや選手は見られなかった。ただし関東における浦和学院の強さ、敦賀気比の強打は目立つものがある。また明治神宮大会で優勝した仙台育英には、佐藤世那投手、平沢大河選手という投打の軸がいる。

 それそれが来年の中心チームになろうと、冬に猛練習を積むのだろう。そして来るべき春を待つ。

(記事:Professional-view Baseball 編集部)

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