*

プロ野球選手のミットの使い方が全然違う!

公開日: : 少年野球指導

 野球塾のZEROベースボールアカデミーでは、少年野球のチームなどではなかなか教わらないような技術も教わっている。そしてプロ野球選手たちの細かな技術には驚かされる。

ミットの使い方

 普段ならばウォームアップとキャッチボールが終わった後は、簡単に今日の内容を教えられて実技に入るが、この日は違った。コーチの周りに円形になって座り、講座のような形になっている。

 そうすると少年たちはミットを外し、ボールの握り方を学んでる。

 普通、ボールをキャッチするときには5本の指すべてを使って、ボールをつかむようにキャッチをしている。しかしプロ野球選手は人差し指から小指までは曲げず、ボールを手のひらと親指だけでつかんでいた。

 当然、プロの痛烈な打球を受けるのに、そうしないと指をケガする可能性が高くなるからかもしれないが、すべての指でつかむよりも、捕球したボールの安定度が高くなる。

 

上のレベルでプレーするために

 スクールに参加している少年野球選手は、シニアだったり軟式だったりそれぞれのチームに所属をしており、中には名の通った選手もいるのだが、そのキャッチングの方法を初めて聞いたようで、ショートバウンドでの捕球も戸惑っていた。

 ボールのつかみ方まで教わることはあまりないのではないかと思う。野球塾では今後、高校野球や大学野球で上のレベルの野球でプレーするための技術を、小学生、中学生のうちから身に着けるようにしている。

 

プロの技術

 プロが教える技術は、プロ野球選手がそのようにしているのだからといったような、ブランドだけの技術ではない。野球の上手な選手が集まり、それぞれの技術を自分で考えたり、またはコーチに教わった技術が集まってくる。いわば全国の野球技術が集まってくる。

 それらを情報交換し、自分で技術を磨いていく。それらにはすべて根拠があり、言葉でうまく説明することができる。プロの技術とはそういう宝石のようなものだ。

 コーチ達も、このような技術は少年時代には教えてくれなかったという。自分たちが集め磨いた技術を、少年野球の選手に教えている。

 

 日野茂顧問、清水宏悦校長、上田浩明コーチ、それぞれのミットに指を通すと、自分のミットの形やゆがみ方とは全然違う。どの指を強く使っているのか、どこで捕球しているのかなどが伝わってくる。長年の野球経験で積み上げられた技術は、まだまだ奥が深そうだ。

(記事:Professional-view Baseball 編集部)

関連記事

キャッチボールが全て!

野球塾のZEROベースボールアカデミーの練習メニュー、キャッチボールに多くの時間を取ります。なぜキャ

記事を読む

「伸びしろ」とは?

 アマチュアの選手、特に中学生、高校生の選手を評価するとき、「伸びしろ」があると表現することがある。

記事を読む

野球塾の生徒が甲子園へ!どんな選手が甲子園に行けるのか

 高校野球秋季大会の関東地区で浦和学院が優勝し、センバツ出場が確実視されている。その浦和学院は明治神

記事を読む

配球を読む事は技術不足を補う事にはならない

日本のプロ野球では、投手や捕手の配球や、配球を読む事がクローズアップされる事が多い。野球解説でも詳細

記事を読む

野球の練習で頭を使う事の大切さ

野球塾のZEROベースボールアカデミーでは1日にキャッチボール、守備練習、そして打撃練習を効率よく進

記事を読む

【ドラフト会議特集12】プロ入りする選手はどこが違うのか

 今日はドラフト会議当日となる。野球塾のZEROベースボールアカデミーでは、2011年に北海道日本ハ

記事を読む

少年野球の練習と工夫した練習

 ZEROベースボールアカデミーでは、小学生、中学生の選手を中心に、元プロ野球選手が指導をしています

記事を読む

自主性と個性的なフォーム

 メジャーリーガーには、独特な投球フォームやバッティングのフォームで打つ強打者がいると言われる。一方

記事を読む

野球塾から高校野球、そして

野球塾のZEROベースボールアカデミーも、3月は卒業の季節です。これまで多くの選手が卒業していますが

記事を読む

上の学年を目指して

小学生の場合、低学年と高学年では体格もその他も大きな差がある。4年生と6年生でもかなりの身長の差があ

記事を読む



  • 解説者:日野茂氏(元横浜ベイスターズヘッドコーチ)


    解説者:石毛宏典氏(元西武ライオンズチームリーダー、オリックスブルーウェーブ監督、四国アイランドリーグ創立者)

    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」
    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」


    取材協力:元プロ野球選手が教える野球塾
    「ZEROベースボールアカデミー」
浅村選手、炭谷捕手などFA移籍でどうなるライオンズ、石毛宏典氏が語る

今年、パリーグを10年ぶりに制覇した埼玉西武、浅村選手、山川選手、秋山

日野氏は金足農・吉田投手、石毛氏は浦和学院・渡邉投手を評価

プロ野球ドラフト会議が近づいてきた。今年も多くの選手が注目される中で、

石毛宏典が西武の戦いに「普段通りやるしかない」

10年ぶりにパリーグ優勝を飾った西武ライオンズ、かつての黄金時代のキャ

石毛宏典氏と日野茂氏が根尾選手と小園選手を評価

夏の甲子園が終わり、U18アジア大会を戦う選手たち。その中で、西武ライ

盗塁:バッテリーとランナーの3.3秒の攻防

盗塁は、日本の野球に置いて、チャンスを広げ、得点を挙げるために重視され

→もっと見る

PAGE TOP ↑