*

野球による進学の季節、高校の部活体験、大学のセレクション

公開日: : 高校野球

 甲子園では夏の高校野球に向けて、出場校の選手が練習に取り組んでいる。そして、夏の大会で敗れ去った選手は、自らの進路のために大学のセレクションや社会人の練習体験などに参加しています。

 中学生が高校の部活を体験する「部活体験会」も夏休み中に行われる事が多く、今は野球少年にとって進学のための大切な時なのです。

高校への進学

 野球で進学をしたい中学生が野球の推薦で高校に入学をする場合、最も一般的(多いというよりは公「おおやけ」という意味で)なのは、部活体験会に参加して、高校の監督にプレーなどを見てもらうことです。

 高校の指導者が中学生に指導することは禁止されており、たまに高校の監督が中学生に指導をしたとして謹慎処分を受けたりということもあります。部活体験会は、高校が公にオープンキャンパスなどを行う活動として行うものですが、野球部について高校野球連盟に申請をしたう上で行なわれます。

 入学希望者の中学生は、所属の中学校の先生に書類をもらった上で初めて参加できる規則になっているようです。(規則は変わっているかもしれません)。

 部活体験会に参加すると、基本的には練習に参加し、バッティングや守備、ピッチングのほか、走塁のタイムを測ったりというのもあるようです。

 

 ただし、その他にも様々なルートがあるようです。有名高校の監督や関係者が少年野球の大会を頻繁に視察し、有望選手をチェックしており、例えば東海大相模の2年生・吉田凌投手が100校の高校から声をかけられたと報道されるように、直接接することはないが少年野球チームの指導者を通してスカウト活動を行っている事がうかがえます。

 部活体験会については、高校のホームページを見ると掲載されているので確認してみてください。

 

大学への進学

 大学については、各大学で野球部の実技試験(セレクション)が行われます。日程については大学(の野球部)のホームページに掲載されている所もあれば、問い合わせが必要なところもあるようです。そのセレクションで体力的、技術的な試験を行い推薦の合格を勝ち取ります。

 ただし、指定校推薦などによりセレクション以外でも合格が得られるので、有名高校はこの点で高校生にとって魅力的と言えるのでしょう。

 

 プロを目指すため、野球を続けるため、甲子園で戦っている球児と同じくらい、熱く厳しい戦いをしているのです。

(記事:Professional-view Baseball 編集部)

関連記事

【高校野球選手の進路】すぐにプロに入るか、大学・社会人を経由するか

 夏の高校野球が終わり、3年生の高校球児達は自分の将来について考える。野球推薦で大学に入学すべくセレ

記事を読む

高校野球の都道府県別出場校数と部員数

 第96回高校野球大会は、甲子園で熱戦が繰り広げられている。今日は八頭高校が大阪桐蔭と対戦したが敗れ

記事を読む

石毛宏典氏は中村奨成選手を絶賛、プロもマネをするべき打撃

石毛宏典氏は今年の夏の甲子園で、久々に注目したバッターがいたと話した。それは、広陵・中村奨成選手だっ

記事を読む

怪物達が輝く甲子園であり続けて!

 昨夏の覇者・前橋育英の高橋光成投手が、昨春の優勝チーム・浦和学院の小島和哉投手が、準優勝・済美高校

記事を読む

高校野球の応援曲のルーツ~第3回:プロレス~

高校野球応援特集、第3回です。  第1回は東京六大学がルーツのもの、第2回は甲子園常連校がルーツの

記事を読む

浦和学院は3日目第3試合!!

 高校野球の組み合わせ抽選が行われ、浦和学院は3日目第3試合で昨年覇者の龍谷大平安と対戦する。ZER

記事を読む

高校野球選手の発言と時代

 高校野球の熱戦が続き、また多くの高校が敗れている。注目された高校野球選手は新聞記者のインタビューを

記事を読む

高校野球の応援曲のルーツ~第2回:甲子園常連高校~

 高校野球の応援特集、第1回では東京六大学由来の応援歌を紹介しましたが、第2回は甲子園常連校由来の応

記事を読む

高校野球の応援曲のルーツ~第4回:流行曲~

 高校野球応援特集、第4回、今回は流行曲です。  第1回は東京六大学がルーツのもの、第2回は甲子園

記事を読む

高校野球、2014年の夏の甲子園入場者数は歴代5位で斎藤佑樹・田中将大の年を上回る

 2014年夏の高校野球大会は大阪桐蔭が優勝した。今年の夏の甲子園の入場者数は約85万3千人で、これ

記事を読む



  • 解説者:日野茂氏(元横浜ベイスターズヘッドコーチ)


    解説者:石毛宏典氏(元西武ライオンズチームリーダー、オリックスブルーウェーブ監督、四国アイランドリーグ創立者)

    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」
    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」


    取材協力:元プロ野球選手が教える野球塾
    「ZEROベースボールアカデミー」
no image
桐生第一・蓼原慎仁投手が甲子園のマウンドに

ゼロベースボールアカデミーで、小学校3年から6年間、野球の練

浅村選手、炭谷捕手などFA移籍でどうなるライオンズ、石毛宏典氏が語る

今年、パリーグを10年ぶりに制覇した埼玉西武、浅村選手、山川選手、秋山

日野氏は金足農・吉田投手、石毛氏は浦和学院・渡邉投手を評価

プロ野球ドラフト会議が近づいてきた。今年も多くの選手が注目される中で、

石毛宏典が西武の戦いに「普段通りやるしかない」

10年ぶりにパリーグ優勝を飾った西武ライオンズ、かつての黄金時代のキャ

石毛宏典氏と日野茂氏が根尾選手と小園選手を評価

夏の甲子園が終わり、U18アジア大会を戦う選手たち。その中で、西武ライ

→もっと見る

PAGE TOP ↑