*

出場選手登録・抹消からチーム状況を見る、パシフィックリーグ

公開日: : プロ野球

 プロ野球は3月28日に開幕し3週間が経過しました。パシフィックリーグは4月21日終了時点で、福岡ソフトバンクが12勝6敗で首位を走り、オリックスが13勝7敗で追う展開です。東北楽天が10勝10敗、北海道日本ハムは10勝11敗で5割付近におり、千葉ロッテが8勝11敗とやや苦しみ、埼玉西武が6勝14敗と大きく出遅れました。出場選手登録からチーム状況を見てみます。

 

出場選手登録・抹消

ここまでのパシフィックリーグ6チームの出場選手登録、抹消の状況をまとめました。4月4日までの情報は、開幕に合わせて先発投手が登録されるなど入れ替わりが多いため、表には入れていません。

  ソフトバンク オリックス 東北楽天 北海道日本ハム 千葉ロッテ 埼玉西武
–  登録 抹消 登録 抹消 登録 抹消 登録 抹消 登録 抹消 登録 抹消
4/5 土             浦野 稲葉        
4/6 日     吉田 大山                
4/7 月       吉田   小山   大塚
武田勝
  上野    
4/8 火     縞田   西村   矢貫
榎下 
武田久 益田      
4/9 水             鍵谷 金平        
4/10 木             斎藤佑          
4/11 金       ベタンコート 武藤
青山

長谷部
斎藤勝 斎藤佑 ハフマン 荻野貴 武山 鬼崎
4/12 土     T岡田                  
4/13 日         伊志嶺 武藤     服部

金澤
三木 
大谷
吉原
江村
加藤翔 
   
4/14 月       山本和                
4/15 火     マエストリ           伊志嶺 清田     
4/16 水                     林崎 武山 
4/17 木     中山
川端 
岸田
海田 
    中村勝
石川 
榎下
岡 
細谷 今江     
4/18 金           金刃   中村勝 上野
川本
服部
金澤 
山崎
永江
金子
林崎 
合計人数 0人 6人 5人  9人 10人 4人

 

福岡ソフトバンクはなんと入れ替えが0人、オープン戦で活躍して開幕1軍登録された選手が、そのまま活躍を続けてダッシュに成功しています。けが人も無く、投手も先発、リリーフがバランス良く投球しており、披露も負担も今のところ無い理想的な展開となっています。

次に少なかったのが最下位の埼玉西武。伊原監督が就任して1年目という事で、今年はチームを強くするために方針を持って闘いをしているように見えます。

オリックスは6人、東北楽天は5人と比較的少なくなっています。オリックスの場合は投手、外野手、内野手などバランス良く入れ替えをしているのに対し、東北楽天は投手、特にリリーフ投手の入れ替えを盛んに行っており、投手を中心とした守りの野球が持ち味の東北楽天ですが、今一つ乗りきれていないため、星野監督の苦労が見えます。

北海道日本ハムは9人を入れ替えました。投手が中心ですが、浦野投手、斎藤佑投手、中村勝投手などを1軍登録してはすぐに降格させており、先発陣がまだ整っていない状況を示しています。武田勝投手や斎藤佑樹投手といったオープン戦に想定していたローテーションが崩れ、いろいろな選手を試している状況と言えます。

千葉ロッテは10人を入れ替えています。荻野選手や今江選手が怪我で離脱し、更にリリーフ陣も激しく入れ替えをしています。オープン戦では好調でしたが開幕するとつまずきを見せ、伊東監督の想定通りとはいかなかったようです。

ルーキー4人が出場するなど、世代交代も進めている千葉ロッテ、いろいろと選手を試す中で誰がレギュラーを掴むでしょうか。また、そういう選手が出てきて入れ替えが少なくなった時、チームは浮上するかもしれません。

 

(記事:Professional-view Baseball 編集部)

関連記事

プロ野球の世界で生き残るために必要な事

 プロ野球では12球団の新人選手発表が滞りなく行われ、ほぼすべてのイベントは終了した。そして新人は年

記事を読む

石毛宏典氏、日野茂氏が見る今年のドラフト候補

ドラフト会議が今月22日に迫ってきた。今年のドラフト候補について、元オリックス監督の石毛宏典氏、元西

記事を読む

かつてのプロ野球選手のトレーニングとは?

今年のオフはダルビッシュ有投手のTwitterにて、トレーニング方法の話が良く聞かれ、大谷翔平投手、

記事を読む

チーム編成トップの役割

 プロ野球でチームを強くするために、また運営するために重要な役割を持つフロント、その中でチーム編成の

記事を読む

インタビューに見るドラフト1位指名された選手の個性

ドラフト会議で1位指名された選手の、指名後のインタビューに興味を持った。ドラフト1位でプロ野球に入る

記事を読む

日本人打者よ、空振りやエラーをしてさらに上を目指せ!

 プロ野球はオールスター出場選手がすべて決定した。投手陣では大谷翔平投手をはじめ、菅野智之投手、則本

記事を読む

身体的能力が目立たなかった稲葉篤紀選手が、プロ野球を大きく発展させた

 北海道日本ハムの稲葉篤紀選手が今季限りで引退をする。法政大の時にドラフト会議で3位でヤクルトが指名

記事を読む

プロ野球と梅雨の季節

 梅雨の時期を迎えている。プロ野球は3月から10月までの長いシーズンを戦うが、最も自分のペースを乱し

記事を読む

監督の色とチームバランス

 ペナントレースが始まり、3カードの対戦が終わった。両リーグとも抜け出すようなチームが無い中で、セリ

記事を読む

選手の故障の昨今

 左前腕外側部橈側手根伸筋損傷、右膝蓋靱帯炎、右前距腓靱帯損傷、現在のプロ野球選手は、病名も正確に、

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です



  • 解説者:日野茂氏(元横浜ベイスターズヘッドコーチ)


    解説者:石毛宏典氏(元西武ライオンズチームリーダー、オリックスブルーウェーブ監督、四国アイランドリーグ創立者)

    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」
    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」


    取材協力:元プロ野球選手が教える野球塾
    「ZEROベースボールアカデミー」
no image
桐生第一・蓼原慎仁投手が甲子園のマウンドに

ゼロベースボールアカデミーで、小学校3年から6年間、野球の練

浅村選手、炭谷捕手などFA移籍でどうなるライオンズ、石毛宏典氏が語る

今年、パリーグを10年ぶりに制覇した埼玉西武、浅村選手、山川選手、秋山

日野氏は金足農・吉田投手、石毛氏は浦和学院・渡邉投手を評価

プロ野球ドラフト会議が近づいてきた。今年も多くの選手が注目される中で、

石毛宏典が西武の戦いに「普段通りやるしかない」

10年ぶりにパリーグ優勝を飾った西武ライオンズ、かつての黄金時代のキャ

石毛宏典氏と日野茂氏が根尾選手と小園選手を評価

夏の甲子園が終わり、U18アジア大会を戦う選手たち。その中で、西武ライ

→もっと見る

PAGE TOP ↑