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大谷翔平選手はメジャーで二刀流で活躍できるか、石毛宏典氏に聞く

公開日: : 注目選手

いよいよ大谷翔平選手が、メジャーに移籍した。アナハイムエンゼルスで今季を迎える。メジャーでも二刀流に挑戦するとみられる大谷翔平選手、果たしてメジャーでどのような活躍を見せることができるのか、元西武ライオンズの石毛宏典氏に聞いた。

投手として

大谷投手は身長も193cm、投げる球も165キロとメジャーリーグでもトップクラスの球速を誇る。故障の影響も懸念されるものの、メジャーリーグの今年の新戦力の評価としてトップランクと評価される実力は既に持っている。

石毛氏は大谷選手の投手としての活躍について、「決してコントロールが良い投手とは言えない。」と話し、ポイントは「コントロール」とした。メジャーで活躍を見せている前田健太投手は制球力が良い投手で、また「メジャーリーグの質の悪い球でスライダーが曲がるようになって通用した」と話した。大谷投手も140キロ以上のスプリットやスライダーを投げ、実力は非常に高いものを持っていると石毛氏も認めた上で、それを活かすコントロールをチェックしたいと話した。

また先発投手ではメジャーリーグでは通常、中4日での登板が求められる。前田健太投手は体力的にそれが厳しくなり、リリーフで起用される形となっているが、大谷選手が先発投手として結果を出すには、中4日の登板でどれだけ結果を残すかという事になる。

二刀流として

次に野手も含めた二刀流としての活躍について聞くと石毛氏は、「そうなるとチームから試合に出場する野手が一人減る事になり、主張の強いメジャーリーグの選手が、チームのそういう方針を受け入れるかどうか」とチームの問題を指摘した。

ただし石毛氏は、「大谷が二刀流で活躍する事は本当に願っている。大成功をしてほしいと思っている」と話し、それらの問題をクリアして二刀流でメジャーでの活躍を「野球人として」と期待をしている。

エンゼルスを選択したことについても、以前ドジャースにコーチ留学をしていた石毛氏は、「気候も温暖だし、人も温かい。良いところを選んだと思う」と話した。東海岸の特にヤンキースなどは期待した選手が少しでも失敗をすると、ファンもマスコミも厳しくなるし、何より「寒い中でプレーするのは不安」だったと話す。その点も当然考慮して球団を選択したものと思うが、野球をするための環境づくりも大切である。

 

その他のメジャーリーグ挑戦投手について

この他にも今年は、元オリックスの平野佳寿投手がダイヤモンドバックスで、牧田和久投手がパドレスと契約した。涌井秀章投手もメジャー挑戦の意志を表明しているが石毛氏は「厳しい挑戦になると思う」と話した。「平野についてはリリーフで打たれているイメージが強い。牧田も変則フォームだが球威が必要。以前は球威もあったが」と話した。

球威の無い投手は、メジャーリーグに行くと球威を上げようとして「肩を振って投げるようになる。そうすると故障のリスクが高くなる」と話した。松坂大輔投手も肩を振って投げるようになり、結果的に故障をしている。

基礎となる球威、そしてコントロールが十分備わった投手でも苦労をするメジャーリーグへの挑戦、平野投手や牧田投手がメジャーリーグでどのような変化をして対応していくのかに注目したい。

(Professional baseball view 編集部)

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    解説者:石毛宏典氏(元西武ライオンズチームリーダー、オリックスブルーウェーブ監督、四国アイランドリーグ創立者)

    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」
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