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次は東京オリンピックで!侍ジャパン

公開日: : 侍ジャパン

 侍ジャパンの4年間の戦いが終わった。結果を振り返ると重い4年間だったように思えるが、様々な変化が侍ジャパンにあった。

2013年からの歩み

前回、第3回のWBC、侍ジャパンは初めてメジャーリーガー無しで出場した。第2ラウンドでは台湾戦の劇的な勝利があり、オランダには16-4の大差をつけたりして勝ち上がり準決勝に臨んだ。

準決勝はプエルトリコ戦、オランダ戦2試合とも2ケタ得点を挙げた打線だったが、この試合では7回に1点を奪うのが精いっぱい、走塁のミスなどもあり1-3で敗れている。

第1回、第2回のチャンピオンとして出場し、ベスト4どまりに終わったことを踏まえ、また代表監督の選考が大変だったことから、侍ジャパンを組織化して常設化、トップチームの代表監督に小久保監督を招いた。

2013年秋 台湾とのベースボールチャレンジ
2014年秋 日米野球
2015年春 グローバルベースボールマッチ vs欧州代表
2015年秋 WBSC プレミア12
2016年春 強化試合 vs台湾 
2016年秋 強化試合 vsメキシコ、vsオランダ

そして2017年に台湾と壮行試合を行い、WBCを迎えた。

それなりにメンバーも入れ替わり、新しい戦力が加わった。ちなみに2013年秋のメンバーで、今回のWBCに出場したメンバーは、炭谷銀二朗捕手、菊池涼介選手、平田良介選手、中田翔選手、秋山翔吾選手の5人しかいない。

その後、筒香選手が加わり、坂本選手が加わり、投手でも千賀投手、菅野投手、石川投手、武田投手などが加わった。そして期待の大谷翔平投手が2015年のプレミアで最高のピッチングを見せ、日本のエースとして大いに期待されたが、WBC直前で故障が発覚し出場辞退となった。

組織も徐々に出来上がっていく状態で、小久保監督がチーム編成で各球団やメジャーの選手に直接会いに行ったりして集めたという。しかし大谷選手の出場辞退の会見について小久保監督が効かされていないなど、侍ジャパンの組織は役割を果たせていなかった。

もう一歩

世界、特にメジャーリーグに追いつくべく、反発の小さな統一球を導入したりしたものの、様々な問題や興業的な面もあり途中で比較的飛ぶボールに代わったりした。それでも、今大会は「東京ドームにおいては」10本のホームランが飛び出した。筒香選手、中田選手などの迫力ある4,5番ができた。

投手は大谷選手がぬけたものの、得にリリーフ陣は千賀投手、平野投手、増井投手、則本投手など150キロを記録する投手陣がそろった。2013年のリリーフ陣は、内海投手、森福投手、牧田投手、山口鉄也投手、杉内投手などだったところを見ると、レベルは上がったのではないかと思う。

それでももう一つずつ足りなかった印象が残る。

筒香選手なら、アメリカ戦のライトフライはスタンドに運んでほしい球だった。青木選手、筒香選手、中田選手のクリンナップがノーヒットに終わった。痛烈に野手の間を抜けるような強い当たりが見られなかった。守備に関してはいろいろな条件もあり責められない。

前回のプエルトリコ戦も同様に打線が沈黙し、ミスにより接戦を落としたが、今回も同様だった。

東京へ

東京に向けては、さらに打線の強化が求められる。幸い、日本で行われるため、気候や球場の広さなどでは日本の選手でもさく越えができると思うが、レベルの高い投手陣を打つ力と技術が必要になる。中田選手、山田選手、筒香選手などはメジャーでプレーし、東京ではさらに成長した姿で侍ジャパンに入ってほしい。

そして2020年は、また新たなメンバーが顔を連ねているかもしれない。その選手が、例えば福岡ソフトバンクの田中正義投手なのか、現早稲田実の清宮幸太郎選手なのかは分からない。筒香選手や山田選手、千賀投手のような新星がチームを引っ張っているかもしれない。

千賀投手は、野球では無名の高校から育成ドラフトで指名され、2015年までは4年間で通算4勝も2016年に12勝を挙げて代表入りし、このWBCではメジャーも注目する投手となった。

一人一人が頑張れば、それだけトップチームの力は強くなると思う。そして可能性は誰にでもある。

(記事:Professional-view Baseball 編集部)

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