*

今年のドラフト候補、生まれた年は何があったのか

公開日: : アマチュア野球

2016年の主なドラフト候補、大学生の候補は満22歳(1994年4月~1995年3月生まれ)、高校生の候補は満18歳(1998年4月~1999年3月生まれ)という事になる。これらの候補が誕生した年は、野球においてどんな年だったのか。

1994年~1995年

まず大学生の候補が生まれた1994年~1995年を見る。1994年といえばプロ野球が大きな話題となった年でもある。オリックスで3年目となったイチロー選手が大ブレークし、210安打のプロ野球記録を樹立した。天才バッターが鮮明に登場した年だった。

そしてもう一つが10.8決戦。中日と巨人が129試合を戦って69勝60敗で首位に並び、130試合目となる最終戦で買ったほうが優勝となるという注目の戦いが行われた。巨人は長嶋茂雄監督の元、槙原、斎藤、桑田の3本柱が次々と登板し、今中が投げる中日に6-3で勝利し優勝を飾った。

1994年のドラフトはというと、逆指名ドラフト真っ只中で巨人が駒大のエース・河原純一投手と早大のエース・織田淳哉投手を獲得、そして福岡ダイエーが駒大に進学の決まっていた城島健司捕手を強行指名して獲得するなど、様々な方法で有力選手を獲得していた時期だった。この都市には、ヤクルトの宮本慎也選手や稲葉篤紀選手、西武・西口文也投手が指名され、サブロー選手、多村仁選手が現在も現役でプレーしている。

 

1998年~1999年

次に高校生の候補が生まれた1998年を見てみると、この年は何といっても松坂大輔投手率いる横浜高校の春夏連覇が輝いている。松坂世代と呼ばれる杉内俊哉投手、和田毅投手、村田修一選手などが甲子園で躍動したが、夏の甲子園では横浜高校vsPL学園の延長17回の死闘や、決勝で松坂大輔投手がノーヒットノーランを記録するなど、ドラマチックな展開も多く大いに盛り上がった。

またプロ野球では横浜ベイスターズが38年ぶりの優勝を飾り、佐々木主浩投手などが躍動し日本一にも輝いた。横浜の年だった。

ドラフト会議では松坂大輔投手に3球団が指名し、西武ライオンズが獲得した。藤川球児投手や古木克明選手など松坂世代の選手も多く指名されたが、大学生や社会人でも上原浩治投手、二岡智弘選手、福留孝介選手、岩瀬仁紀投手、里崎智也捕手などが指名されている。その中でオリックスは新垣渚投手を指名し抽選で交渉権を獲得したものの、新垣投手は入団を拒否し、担当スカウトが自殺するという事件も起こっている。

 

このような年に生まれた選手が、今年のドラフト会議で指名される。(ショックを受けている人も多いかもしれないが。)

(記事:Professional-view Baseball 編集部)

関連記事

日野さん

日野氏は金足農・吉田投手、石毛氏は浦和学院・渡邉投手を評価

プロ野球ドラフト会議が近づいてきた。今年も多くの選手が注目される中で、元西武ライオンズスカウトの日野

記事を読む

STEPUP

球春到来、プロ野球、社会人野球、大学野球、そして高校野球

 プロ野球のオープン戦が2月21日の土曜日に5試合予定されている。それとは別に昨日は北海道日本ハムと

記事を読む

新芽

下級生がいるほうが強い!?野球のチーム構成を考える

 夏の高校野球選手権大会が開幕した。1日目で気になったのが、2年生や1年生など下級生が中心選手として

記事を読む

jingu

明治神宮に集う、来年のドラフト注目候補たち

明日13日より、高校野球、大学野球の明治神宮大会が開幕する。高校生は既に3年生は引退しているため、1

記事を読む

508287p8i5842of

野球選手たちの進路の選択肢は広がっていくのか?

かつては、プロ野球選手になるには、注目される大会に出場できそうなチーム、スカウトが何度も足を運んでく

記事を読む

kyujyou3

ドラフト候補の勝負の季節

今年のドラフト戦線も、序盤戦から中盤戦に入ってきた。この時期にスカウトの目に留まった選手が、夏以降に

記事を読む

sougankyou

今年はドラフト不作の年?

 大学野球リーグもスタートし、今年のアマチュア野球シーズンが本格的に開幕した。昨年は創価大・田中正義

記事を読む

notes

日本では特殊!?大学生即戦力

 日本では野球においては、大学生は「即戦力」と呼ばれる。しかし、私も含めて企業にビジネスマンとして入

記事を読む

yakyu

再挑戦の秋、トライアウト

 秋が来た。選手は1年の成績を元に球団と契約をしていく。年俸が大幅増となる選手もいれば、最近は大幅減

記事を読む

バッターボックス

タイブレーク方式に海外とズレ、野球の個人記録への対応

 高校野球連盟が来年の春季地区大会に一律でタイブレークを導入することを決定した。今後、何回からタイブ

記事を読む



  • 解説者:日野茂氏(元横浜ベイスターズヘッドコーチ)


    解説者:石毛宏典氏(元西武ライオンズチームリーダー、オリックスブルーウェーブ監督、四国アイランドリーグ創立者)

    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」
    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」


    取材協力:元プロ野球選手が教える野球塾
    「ZEROベースボールアカデミー」
石毛宏典
浅村選手、炭谷捕手などFA移籍でどうなるライオンズ、石毛宏典氏が語る

今年、パリーグを10年ぶりに制覇した埼玉西武、浅村選手、山川選手、秋山

日野さん
日野氏は金足農・吉田投手、石毛氏は浦和学院・渡邉投手を評価

プロ野球ドラフト会議が近づいてきた。今年も多くの選手が注目される中で、

石毛宏典
石毛宏典が西武の戦いに「普段通りやるしかない」

10年ぶりにパリーグ優勝を飾った西武ライオンズ、かつての黄金時代のキャ

Koushien
石毛宏典氏と日野茂氏が根尾選手と小園選手を評価

夏の甲子園が終わり、U18アジア大会を戦う選手たち。その中で、西武ライ

ishige2
盗塁:バッテリーとランナーの3.3秒の攻防

盗塁は、日本の野球に置いて、チャンスを広げ、得点を挙げるために重視され

→もっと見る

PAGE TOP ↑