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天理高校・坂口漠弥選手を元プロスカウトが評価する

公開日: : 高校野球

 選抜高校野球大会が終わり、高校生たちは夏に向けて動き始めている。そのセンバツで長打力が注目されたのが、準決勝・決勝で3本のホームランを放った敦賀気比の松本哲幣選手だが、1回戦で長打力に注目されたのは天理高校の坂口漠弥選手だった。坂口選手について、元西武スカウトの日野茂氏に評価をしてもらった。

坂口漠弥選手

 坂口選手は185cm90kgの右のスラッガーで、センバツ前までに高校通算28本塁打を記録していた。そしてセンバツでは1回戦・糸満戦で2打数1安打(2四球)、左中間スタンドにホームランを放ち、プロのスカウトからは「今大会NO1のスラッガー」と評価が上がった。2回戦の健大高崎戦では3打数0安打に終わっている。

 

 日野氏には選抜大会でのテレビ中継と共に、これまでのいくつかの映像を見てもらった。

 

Youtube 第87回選抜高校野球大会1回戦 糸満vs天理 坂口漠弥選手(天理) ツーランホームラン  BASEBALL LOVE様

 

Youtube 【天理】坂口漠弥選手(2年秋)【14年秋近畿】 kenanasq様

 

 かなり力のこもったようなバッティングフォームだが、「トップの位置もしっかりと決まっており、悪くないフォーム」とまずはバッティングフォームを評価、さらに変化球の見逃しかたを見て「見逃し方もしっかりしている。ボールを呼び込めている」と話した。

 「これならばインコース、アウトコースにも対応できアベレージも残せる」と話し、スラッガーとしてホームランを狙うだけでなく、打率も残せる可能性があるという。そしてホームランの打球についても「飛ばす力は十分」と評価した。

 かなりの高い評価だが、膝を曲げて低く構えるバッティングフォームについて聞くと、「バッティングは試行錯誤して決めるもので、おそらく見るたびの少しずつ変化している。」「今もまだ試行錯誤中だろう。」とのことだった。打撃については、これがいい形というものはなく、個人個人の身体や感覚で違う。基本的なものはあるが、窮屈そうに見えてもその方が本人はしっかりとボールを待てて打てるならば、それでよいという。

 本来は実際に見ないとわからないが、映像などでチェックするときは構えよりも、「ボールの待ち方、特にボールを呼び込めているか」、「スイングの始動の時の形」などを見ると良い、とアドバイスもいただいた。

 昨年は同じ奈良県のスラッガーで、智弁学園の岡本和真選手が、巨人にドラフト1位指名されて入団している。坂口選手はそれに続くか、それとも大学や社会人など別の道も考えているのか、いずれにしてもこの春から夏にかけての活躍が楽しみな選手だ。

(Professional baseball view 編集部)

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  • 解説者:日野茂氏(元横浜ベイスターズヘッドコーチ)


    解説者:石毛宏典氏(元西武ライオンズチームリーダー、オリックスブルーウェーブ監督、四国アイランドリーグ創立者)

    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」
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