*

高校野球は大阪桐蔭が優勝!夏の甲子園の勝率は8割8分、8度出場して4度優勝

公開日: : 高校野球

 夏の高校野球が大阪桐蔭が優勝した。大阪桐蔭はこれで夏の大会は4度目の優勝で、中京大中京の7度、広島商の6度、松山商の5度に次ぎ、PL学園と並ぶ優勝回数となった。そして、夏の大会に出場して優勝するのは8回出場して4度の栄冠、50%の確率で優勝している。

甲子園での勝率も驚異的

 大阪桐蔭は8回出場し33試合を戦い29勝4敗、勝率は8割7分9厘で1回出場して優勝しているチームを除くとNO1、中京大中京の76勝19敗(勝率8割)よりも高い勝率を残している。

 振り返ると、大阪桐蔭は昭和63年に創部し、4年目の平成3年に阪神タイガースに入った萩原誠選手、近鉄バファローズに入った背尾伊洋投手などのメンバーで優勝をしている。初出場で優勝を飾った。

 その後、平成14年まではなく、14年西岡剛(現阪神タイガース)を擁しての出場も初戦で敗退した。平成17年には巨人に入った辻内崇伸投手、中日に入った平田良介選手、また1年生に中田翔選手を擁して出場、準決勝まで勝ち進むも駒大苫小牧に敗れた。平成18年の夏は2回戦で斎藤佑樹投手の早稲田実業に敗れている。

 それから1年後の平成20年には、埼玉西武に入った浅村栄斗選手、福島由登投手(現ホンダ)、萩原圭悟選手(現ヤマハ)などがそろい優勝を果たすと、平成24年には阪神に入った藤浪晋太郎選手、埼玉西武に入った森友哉選手(2年)などのメンバーで春夏連覇を果たす。

 平成25年は森選手が3年生となった年だったが3回戦で明徳義塾に敗れた。そしてその翌年となった今年、チームは優勝をした。

 

プロで活躍する選手も多く

 大阪桐蔭は近年、プロ入り選手も増え中でもチームで中心に活躍した選手も多い。今中慎二投手から始まり、西岡剛選手、岩田稔選手(阪神)、中村剛也選手(埼玉西武)、平田良介選手、中田翔選手(北海道日本ハム)、浅村栄斗選手、江村直也選手(千葉ロッテ)、藤浪晋太郎投手、森友哉選手など。

 良い投手を排出したり、スラッガーを生み出す傾向のあるチームはあるが、外野手、内野手、投手などまんべんなくプロで活躍する選手が出てきている。

 高校野球チームを作る場合には、監督などが良い選手をスカウトして集め、その選手を育てる良いコーチがおり、甲子園では相手を分析したり決断する監督がいる。特に甲子園に勝率を見ると、相手の分析する方法が確立しているのではないかと思いたくなる。

 

 これでさらに大阪桐蔭に選手が集まるだろうし、OBから良いコーチも出てくるだろう。大阪は甲子園に出場するのも大変な地区で、履正社などのライバルがいるが、大阪桐蔭の時代はしばらく続きそうだ。

(記事:Professional-view Baseball 編集部)

関連記事

Koushien

高校野球は変われるか?

 高校野球はヒーローを生み出す場にもなる。それは甲子園で優勝した選手だけでなく、懸命にプレーしながら

記事を読む

記者会見

高校野球選手の発言と時代

 高校野球の熱戦が続き、また多くの高校が敗れている。注目された高校野球選手は新聞記者のインタビューを

記事を読む

Koushien

高校野球の名将の引退

 昨日、高校野球の佐賀大会では佐賀北高校が佐賀工業を下して甲子園出場を決めた。佐賀北の百崎監督は20

記事を読む

Koushien

横浜高校の渡辺監督が勇退、約半世紀の監督人生

 横浜高校の渡辺監督が今年限りで勇退するという報道がされた。70歳、昨年、同校の小倉部長が勇退したが

記事を読む

Koushien

甲子園でホームランを打つのは5000人に1人の奇跡

 夏の高校野球、今大会は既に10号ホームランが出ている。甲子園でホームランを打つ事ができるのは、全国

記事を読む

野球キャンプイン

野球による進学の季節、高校の部活体験、大学のセレクション

 甲子園では夏の高校野球に向けて、出場校の選手が練習に取り組んでいる。そして、夏の大会で敗れ去った選

記事を読む

fukuoka

大阪桐蔭の優勝と福岡ソフトバンクジュニア、つながり始めた12球団ジュニアトーナメント

 昨日、夏の高校野球で優勝した大阪桐蔭高校、実は福岡ソフトバンクジュニアとの縁がある。優勝メンバーの

記事を読む

新芽

この季節の高校野球、チームの形ができる時

 4月、5月のこの季節は、大学では春季リーグ戦が開催され、また高校野球も選抜高校野球大会の熱気も冷め

記事を読む

石毛宏典

石毛宏典氏は中村奨成選手を絶賛、プロもマネをするべき打撃

石毛宏典氏は今年の夏の甲子園で、久々に注目したバッターがいたと話した。それは、広陵・中村奨成選手だっ

記事を読む

mound

インコースを投げる投手vs打者の戦いは、日本の野球の将来を左右する

 春季高校野球関東大会では浦和学院が優勝を果たした。優勝の立役者となったのは、左投手の江口奨理投手と

記事を読む



  • 解説者:日野茂氏(元横浜ベイスターズヘッドコーチ)


    解説者:石毛宏典氏(元西武ライオンズチームリーダー、オリックスブルーウェーブ監督、四国アイランドリーグ創立者)

    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」
    石毛宏典オフィシャルブログ「石毛漢動」


    取材協力:元プロ野球選手が教える野球塾
    「ZEROベースボールアカデミー」
石毛宏典
浅村選手、炭谷捕手などFA移籍でどうなるライオンズ、石毛宏典氏が語る

今年、パリーグを10年ぶりに制覇した埼玉西武、浅村選手、山川選手、秋山

日野さん
日野氏は金足農・吉田投手、石毛氏は浦和学院・渡邉投手を評価

プロ野球ドラフト会議が近づいてきた。今年も多くの選手が注目される中で、

石毛宏典
石毛宏典が西武の戦いに「普段通りやるしかない」

10年ぶりにパリーグ優勝を飾った西武ライオンズ、かつての黄金時代のキャ

Koushien
石毛宏典氏と日野茂氏が根尾選手と小園選手を評価

夏の甲子園が終わり、U18アジア大会を戦う選手たち。その中で、西武ライ

ishige2
盗塁:バッテリーとランナーの3.3秒の攻防

盗塁は、日本の野球に置いて、チャンスを広げ、得点を挙げるために重視され

→もっと見る

PAGE TOP ↑